森 武俊(もり たけとし)
tmoriics-tky _at_ umin.ac.jp
東京理科大学 先進工学部 機能デザイン工学科 教授
日本医療研究開発機構 医療機器・ヘルスケア事業部 プログラム・オフィサ
大阪大学 大学院情報科学研究科 招へい教授
東京大学 工学部 非常勤講師
東京大学 大学院情報理工学系研究科 非常勤講師
https://researchmap.jp/taketoshi.mori
研究テーマ: ヘルスケア情報工学,看護工学,みまもり工学
2023年4月新設の学科として機能デザイン工学科が設立されました。JR金町駅そばの葛飾キャンパスにあります。「ヒトのカラダを助ける工学」をかかげ、ロボティクスとナノメディスンを中核にスタートする学科です。少子高齢化という社会課題に対応し、QOLやWell-beingを引き上げ、豊かな人生のサポーター育成を目指すという明確な課題解決志向で立ち上げられた学科です。
略歴:
1986年 私立 茗溪学園高等学校 卒業
1990年 東京大学 工学部 機械工学科 卒業 (井上・稲葉研究室)
1992年 東京大学 大学院工学系研究科 情報工学専攻 修士課程 修了 (井上・稲葉研究室)
1992年 日本学術振興会 特別研究員DC1 (1995年まで)
1995年 東京大学 大学院工学系研究科 情報工学専攻 博士課程 修了 (井上・稲葉研究室)
1995年 東京大学 先端科学技術研究センター 助手 (佐藤・溝口研究室)
1997年 マサチューセッツ工科大学 客員研究員 (短期1ヶ月)
1998年 東京大学 先端科学技術研究センター 講師 (佐藤・森研究室)
1999年 東京大学 大学院工学系研究科 機械情報工学専攻 講師
2000年 東京大学 大学院情報学環・学際情報学府 講師 (機械情報工学科の兼担は2010年まで継続)
2000年 慶應義塾大学 理工学部 非常勤講師 (2010年まで)
2001年 文部省 在外研究員 マサチューセッツ工科大学 機械工学科 客員研究員 (2002年まで)
2002年 東京大学 大学院情報学環・学際情報学府 助教授
2006年 東京大学 大学院情報理工学系研究科 助教授 (知能機械情報学専攻)
2007年 東京大学 大学院情報理工学系研究科 准教授 職位名称変更 (知能機械情報学専攻)
2010年 東京大学 大学院医学系研究科 特任准教授 (健康科学・看護学専攻、ライフサポート技術開発学(モルテン)寄付講座)
2015年 東京大学 大学院医学系研究科 特任教授 (健康科学・看護学専攻、ライフサポート技術開発学(モルテン)寄付講座)
2020年以降:
2020年4月 東京大学次世代知能科学研究センター 教授 (大学院情報理工学系研究科 知能機械情報学専攻 担当)
人間的知能部門において「健康支援AI」「看護理工学」「センサ情報工学」の研究を推進。東大医学部附属病院、東北大学病院、ナースコールメーカのケアコムなどと医療とくに看護に関わる領域における研究。生活支援工学会の理事。
2020年7月 東京大学産学協創推進本部 副本部長 兼務
ソフトバンク・ヤフーとのBeyond AI連携の事業化につきCIP(技術研究組合)という経産省の制度を用いる仕組みの立ち上げ、Beyond AI研究推進機構の研究所としての組織作り。国内外の電機、通信、IT企業との産学協創立ち上げの支援。
2020年10月 Beyond AI 研究推進機構 機構長代理 兼務
東京大学藤井教授が総長予定者として就任準備を始めるに併せ、代理としてソフトバンク・ヤフーと東京大学とが協働する研究所組織としてのBeyond AI研究推進機構の運営、東大病院拠点の立ち上げ・整備、事業化を念頭においたハイサイクル研究グループの選定、経産省からの副機構長の受け入れ、新機構長招聘、立ち上げの国際シンポジウムの開催など。2021年藤井機構長の東京大学総長就任、萩谷機構長の着任により機構長代理として引き継ぎを行いつつ新規ハイサイクル研究の立ち上げ、CIP(技術研究組合)の設立などを推進。2022年4月より専門委員(研究科執行部相当)へ就任。
2023年以降:
2023年4月 東京理科大学 先進工学部 機能デザイン工学科 教授
東京大学 工学部 非常勤講師
東京大学 大学院情報理工学系研究科 非常勤講師
2023年6月 日本医療研究開発機構 (AMED) プログラム・オフィサ
2023年10月 大阪大学大学院情報科学研究科 招へい教授
研究テーマの変遷:
1989-1990 マルチメディアオーサリングシステム
1990-1992 実演による作業教示、見せて教えるシステム, 見て学ぶシステム, ロボット画像センサによる動作認識
1992-1995 高速画像処理、ロボットビジョン、モーショントラッキング、ステレオビジョン、オプティカルフロー計算ハードウエア
1995-1998 ロボティックルーム、部屋型ロボット、動画像に基づく行動理解、知能住宅
1998-2001 センシングルーム、センサネットワーク、パーベイシブセンシング、動作モデル
2001-2002 ヒトの生体モデル、人物姿勢認識、ウェアラブルセンサ、IoTセンサ
2002-2005 人間機械協調システム、ユビキタスシステム、IoTシステム
2005-2010 看護りシステム、独居高齢者見守り、日常生活における行動理解、自律型移動ロボット、パーソナルモビリティ
2010-2020 看護工学、看護情報処理、看護データ分析、看護センシング、高齢者療養支援、褥瘡予防技術、糖尿病合併症予防技術、創傷悪化予防技術、歩容計測、歩行モデリング
2020-2023年 ヘルスケアAI、ロボットによる看護、看護ロボティクス、看護データモデル、看護ビッグデータ解析
2023- 人工知能、ヘルスケア工学、看護理工学、センサベーストAI・センサデータサイエンス、ヘルスケア情報工学・医療工学、看護ロボティクス・ロボティックインタフェース